のりのりよしよし園について
のりのりよしよし園は無農薬・無化学肥料の野菜を作っています。
生きる事、食べる事にノリノリで過ごし、心と体にヨシヨシと寄り添える園に。また「皆様のご縁がつながります様に」という思いをこめ、優しい農業を目指しています。野菜作りは家族共同で行っています。平日はそれぞれ仕事があり畑仕事は基本、土、日、祝日の休みの日に作業しています。私たちの畑で使用する主な肥料は、日高市の巾着田にある佐島牧場の堆肥と放し飼いの養鶏場の鶏糞、蛎殻石灰、油粕を使用しています。
僕が農業を始めたきっかけは病気でした。強迫性障害という精神疾患になり、今だから話せますが当初は確認行動や手洗いが激しく、手が荒れてしまうぐらい洗っていました。病気でも何かできないか?と探していた時に女影の畑を貸してくださる地主さんに出会うことができました。体調が悪い時、辛い時は畑に行き、土や虫、自然と触れ合うことで癒しになりました。
家族の支えがあり、現在、平日は福祉の仕事に就いており、のりのりよしよし園では家族で農業を分担して行っております。父と僕で作物の計画や畑を耕すなどを担当し、販売は母と姉の担当になります。
自分で食べるも物を栽培できることの大きな財産です。その作物を、沢山の人たちに届けられる事も大きな喜びです。日高の土地を大切にしつつ、種を蒔き、川や土に良い、そして身体と心に良い作物を作り続けます。
のりのりよしよし園 田中 紀与